こんにちは😃中小企業診断士のカズユキです❗️
今回は中小企業診断士を勉強する上でどのようなスケジュールで進めていけば良いか書いていきます。
中小企業診断士試験は一次試験と二次試験がありますが、今回は一次試験に絞って勉強の進め方を大まかにお伝えします。
それぞれの科目については別のブログで詳しく書きましたので、そちらを参考にしてください。
今回のブログで言いたいことは、
- 準備期間に一年くらい
- テキストで勉強を半年
- 過去問対策を半年
といった感じです。
最短で合格している方もいますが、私のような知識ゼロから合格するためにはどうすれば良いか書きます(^^)
一年間かけて準備
私が思うに知識ゼロから一発合格を狙うなら、準備期間は一年間かけることをおすすめします。
理由としては一次試験は7科目と多くある一通りやるだけでも時間がかかるからです。
ちなみに合格に必要な1科目あたりの点数は60点です。
7科目合計で合計420点です。
ただし1科目でも40点未満を取ってしまうとその時点で不合格です。
ということは7科目をバランス良く勉強しておかないといけません。
まずは半年でテキスト勉強
いきなり問題を解こうとしても知識ゼロの方はほぼ不可能です。
まずはテキストで一通り勉強しましょう。
ここでもポイントは
「隅から隅までやらなくて良い」
です。
中小企業診断士試験は試験範囲が広いです。
過去問をやってみるとテキストに載ってなかった論点が出題されることが多いです。隅から隅までやってもカバーできません。
だったらテキストを2種類やれば良いのでは思うかもしれません。
たしかにテキストによっては載っている範囲が違いますので、2種類のテキストをするとカバー範囲は増えます。
しかしテキストだけを一生懸命しないほうが良いです。
結局テキストを一生懸命やっても過去問に対応することができないことが多いです。
テキストは1種類だけにして、そこに掲載されている問題を解く感じて一通りザッと勉強して下さい。
あまり一つの科目や一つの論点に時間をかけ過ぎないほうが良いです。
少々理解できない場所があっても次々に新しい論点に進んで下さい。
振り返って見るとすぐに理解できることも多いので先々行きましょう。
半年前から過去問対策
一年間の準備期間の後半戦は過去問を使用した勉強に集中します。
極端な話ですが、過去問をこなしていくと合格できる力は自然とついてきます。
過去問に触れた方はすでに気付いていると思いますが、テキストで勉強していても問題が解けないことが多いです。
過去問はテキストで学んだ理論を応用した問題が出題されます。
単純に理論を知っている状態では解けないことが多いです。
通信教育や資格学校が作っているオリジナル問題は単純な問題が多いので、オリジナル問題だけ解いていてもなかなか力がつきません。
私はオリジナル問題で正解率が高かったので「いけるかも」と思っていた矢先に過去問で撃沈しました(^^;)
最初は難しくて投げ出したくなりますが、やっているうちに慣れてきますので根気よく続けてください。
過去問の勉強ポイントとしては
「不正解の問題だけでなく正解してもあいまいなら振り返っておく」
です。
テキストの場合はどんどん次に進めていくようお伝えしましたが、過去問対策はあいまいなところは再度問題を解いてください。
答えを覚えてしまっていても構いません。
要はしっかりと理解した上で選択肢を選んだということが重要です。
ただ試験範囲はかなり広いので同じ問題に何日もかけないようにだけはして下さい。
これを繰り返せばかなり実力がついてきます。
過去問対策は「過去問完全マスター」がおすすめです。
正直これさえあれば合格できると思っています。
詳しくは下記のブログを参考にして下さい。
中小企業経営・政策は後回しでOK
7科目の中で比較的試験範囲が狭いのが、「中小企業経営・政策」です。
人によっては一次試験2、3ヶ月前からスタートする人もいます。
私は6ヶ月前ぐらいから勉強をスタートさせました。
ちょうど他の科目が過去問中心に対策し始めた時にスタートさせた感じです。
基本的には暗記科目なので直前に詰め込んでも得点を解くことができますが、私はここを得点源としたかったので少し前からスタートさせました。
中小企業診断士試験はどれかの科目が60点未満でも他の科目で60点以上獲得して総合計点数が420点以上になれば良いです。
私はこの科目で82点取れたのでかなり上乗せできました。
中小企業診断士試験は年度によって難易度が変わりやすい特徴がありますが、中小企業経営・政策は安定して得点が取りやすいです。
このチャンスは逃さないほうが良いです(^^)
暗記カードでスキマ時間を活用
私は暗記カードアプリを使った勉強方法をおすすめしています。
それは、
「テキストよりも考えながら勉強ができる」
「問題集よりも細切れの時間で勉強ができる」
この2点でおすすめしています。
社会人の方は机に向かって勉強する時間を取ることがなかなか難しいです。
プライベートな時間を勉強に費やすのはだんだんしんどくなってきます。
そこで移動や休憩など細切れな時間を活用します。
そういう時に暗記カードアプリはとても便利です。
テキストを眺めているだけではその時に頭に入っていてもすぐ抜けていきます。
暗記カードは答えが見えない状態で考えるので知識の定着の効果が高いです。
また過去問などの問題を解こうとすると細切れの時間ではできません。
暗記カードアプリならすぐに始めることができて、すぐに終わることができます。
最初は丸暗記で覚えていたことが過去問を通じて腑に落ちることが結構ありました。
暗記カードについてはシリーズで書いていますので参考にして下さい。
動画で勉強
最近は動画を使った解説が多いです。
スマホの容量を気にしなくてよいなら移動時間の有効活用も可能です。
私がどういう時に動画で勉強したかというと、
「過去問をやっていて知識が定着しない部分」
を中心に動画で振り返っていました。
もちろん持っているテキストで振り返ることもあります。
しかし一度見てあまり理解できなかったテキストで見るよりも、違った解説を聞くことで腑に落ちるケースがあります。
そんなにキレイな動画でなくても見ると理解できることがありますのでちょっとした気分転換なども含めておすすめです。
動画についてはおすすめの3つがあります。
私が使った通信教育
私は中小企業診断士試験に挑戦するきっかけとして「スタディング」という通信教育を使用しました。
簡単におすすめポイントを伝えると、
- 「学習マップ」で一枚に論点をうまくまとめてくれている
- 「学習マップ」を手書きで付け加えて振り返りノートを作ることができる
- 過去問などの解説がわかりやすい
- 勉強仲間機能で同じスタディング利用者と切磋琢磨できる
などが挙げられます。
あまり言われていないことですが、スタディングの解説はいろんな問題集の中でも丁寧に書かれています。
他のテキストだと過去問をやっている時に難しくて挫折していた可能性があるので、最初にスタディングに出会ってよかったと今になっても思います。
最終的には私が大好きな問題集「過去問完全マスター」や他のテキストを使うことが多くなりましたが、勉強仲間機能はモチベーション維持に役に立ったので良かったです。
まとめ
最後に知識ゼロで勉強をスタートさせる方の目安は、
- 準備期間に一年くらい
- テキストで勉強を半年
- 過去問対策を半年
これくらいがおすすめです。
何度も言いますがテキスト勉強中の時も練習問題や過去問が掲載されていれば、飛ばさずにやって下さい。
テキストで最初の半年間は勉強というのは、そういった合間に掲載されている問題を解くことも入っています。
私が利用していた「スタディング」はテーマごとに、
- 講義
- オリジナル問題
- 過去問挑戦
という順番でカリキュラムが組まれていました。
この流れで進めた感じです。
もし期間がもっと短い場合は、テキストで勉強する期間をなるべく短くして下さい。
知識ゼロから挑戦する場合、過去問対策は半年間やったほうが良いです。
むしろこのぐらいの期間を過去問対策に費やせばめちゃくちゃ力がつきます。
過去問は難易度が高い問題が多いので心が折れそうになりますが、継続すれば対応できるようになります。
私も仕事で悪戦苦闘の日々を送っています(^^;)
一緒にがんばりましょう!