こんにちは!中小企業診断士のカズユキです。
勉強の時にノートを取ることがあります。
きれいに書く方もいれば、おおざっぱに書く人もいます
今回は「ノートはどれくらいとるのか」を書いていきたいと思います。
結論から申し上げると
「重要なところを書くだけでOK」
です。
なんせ試験範囲がかなり広いので細かくノートを取ったりきれいにまとめたりすると時間が足りなくなります。
なるべく重要な部分を抜粋して簡単にまとめていくことをおすすめします。
それと中小企業診断士試験では一次試験と二次試験で勉強方法が違います。
私がどうやっていたかを公開しながら話を進めていきます。
私の一次試験ノート
以前からお伝えしていますが、私は勉強を始めたころ、通信教育の「スタディング」を利用していました。
スタディングには「学習マップ」というテーマごとに体系的にまとめられたマインドマップのようなものがあります。
わたしはそれをA3にプリントアウトしました。
A3でプリントアウトしたのは重要ポイントを書き込みしたかったという狙いがあります。
それをだいたい科目ごとに分けてクリアブックに入れて気になったところを後で見返していました。
クリアブックはA4サイズでしたが、A3を半分に折ることでちょうどよく収まりました。
枚数としては各科目20枚前後でした。
ページに直すと1科目当たり40ページぐらいの容量です。
作ったノートは頻繁に振り返ることはあまりなかったです。
ただし、曖昧な箇所は一度見返しすことで知識の整理整頓を行えたので良かったです。
ですので一生懸命ノートをきれいに作る必要はありません。
これ以外には暗記カードアプリを使用しました。
過去問で間違った箇所や曖昧な知識を暗記カードアプリに入れることで、お手軽にスキマ時間を利用して振り返ることができます。
https://ponchanblog.net/category/memorycard/
暗記カードアプリは「単語帳メーカー」をおすすめしています。
いろいろ試してみたのですが、写真などを活用してカードを作ることができるので使いやすいです。
ちなみにデータをいちいち作成する時間がもったいない方に向けて私が実際使用していたデータを公開しています。
一部は無料で公開していますので、良ければ活用してください。
中小企業経営・政策の暗記カード(無料)
私の二次筆記試験ノート
二次筆記試験に使用したのはA4の裏紙と1㎝四方の方眼紙を使用しました。
上記の写真がノートのすべてです。
DVDの講義で重要な個所をまとめたノートと解答用紙代わりに使用したノート2冊なので少なめです。
重要箇所をまとめたノートの用紙は、家にあった裏紙を使用しています。
蛍光ペンや色ペンなどは使用せず、重要と思った部分をメモしています。
問題の解答用紙をどうしようかと思いました。
そこで考えたのが小学生用のノートです。
小学3年生が理科で使用するノートはマス目になっていました。
これで解答の文字数がわかります(^^)
与件文や出題内容は本番を想定して印刷しました。
使用が終わったら裏紙として使用してリサイクルしました。
実際の解答用紙を見たときに、マス目が小さいことに気付いて途中から解答用紙もネットで印刷して使用しました。
これも使用した後は裏紙を重要箇所をまとめるノートとして使用しました。
私の二次口述試験ノート
二次口述試験には問題用紙と事例の概要がわかるようにまとめたノートを作成しました。
作成したノートは上記写真のクリアブック1冊のみです。
別の記事でも書きましたが、あまり力を入れなくても十分合格する試験です。
中身は実際の問題用紙を挟んでいます。
ちなみに蛍光ペンは3色使用しました。
強みや機会は赤色、弱みや脅威は紫色、もう一つ社長の思いなどを青色にした感じです。
最初は設問ごとに紐づくように5色ぐらい使用していましたが。わけがわからなくなってしまったので止めました。
事例の概要を自分なりにまとめています。
ここでも色ペンや蛍光マーカーは使用していません。
要点だけまとめて簡単に仕上げています。
まとめ
もう一度申し上げると
ノートをどうやって取ればよいか、
「重要なところを書くだけでOK」
です。
まあそれでも試験範囲が広いので結構なボリュームになります。
あまり丁寧に作り過ぎるとノートが多すぎて振り返りに使用できなくなります。
一生懸命作るうちにだんだんとノートを作ることが目的になってしまいます。
あくまで知識を入れて試験に合格することが目的ですので、その部分を見失わないようにしてください。
こんばんは。
私もスタディングで勉強を始めようと思い、ホームページを見させていただき、一次の学習イメージが湧きました。
感想をお聞きしたいのですが、スタディングにプラスして、過去問マスターは取り組んだ方がよかったでしょうか。スタディングのオリジナル問題、過去問の流れがありますが、さらに取り組むのが大事でしょうか。
また、先の話で申し訳ないのですが、二次試験にはスタディングの教材は使われましたでしょうか。TACのDVD講座とありましたので、どうされたかなと思いました。スゴく効率的な学習をされていたので、ぜひ参考にさせていただきたく思っています。スタディングの学習は一次はイメージできたのですが、二次について取り上げているホームページも少なく、なかなかイメージできずにいます。なので二次は別にしようかと考えていたところに記事を拝見し、お話を聞かせていただく思いました。
アスネコさん
はじめまして。カズユキです。
コメントありがとうございます!
質問についてお答えいたします。
一次試験の過去問についてはスタディングのオリジナル問題と過去問にプラスして過去問完全マスターに取り組まれた方が良いです。
理由としては、応用力がつくからです。
過去問完全マスターには同じ論点でも違った角度からの問題が多く掲載されています。
いろんな問題に触れるとちょっとひねられて出題されても対応することができますよ(^^)
確実に一次試験を突破するためにはマストと私は思います。
二次試験については、「スタディング」と「TACのDVD講座・過去問題集」、「ふぞろいな合格答案」「
といろいろなテキストを使用しました。
これも理由としては応用力をつけることです。
それとスタディングの二次試験講座だけだと少し不安というのもありました。
スタディングの二次試験講座は一次試験対策よりかは充実していないです。
実は二次試験のテキストは解答までのプロセスも模範解答もそれぞれ違います。
診断士協会ですら模範解答を教えてくれませんからね(^^;)
そこで一つの解答だけでなくいろんなテキストを参考にしました。
多面的に見ることで解答の幅が広がります。
私は二次試験の勉強法として「あるあるトレーニング」をおすすめしています。
あるあるトレーニングは問題に対してか考えられる解答がいくつか浮かぶように訓練する方法です。
設問だけ見て解答が浮かぶと与件分を見た時に解答の根拠を見つけやすくなります。
そう考えると「スタディング」の二次試験講座で基礎的なことを学びながら「ふぞろいな合格答案10年データブック」で解答の幅を広げる感じが良いかと思います。
DVDの講座は考え方を学んだので意味があったと思いますが、基本は過去問を研究した方が効率的と考えます。
参考になれば幸いです(^^)
カズユキさま
こんにちは。
お返事ありがとうございます。
スタディングの記事にお返事したつもりが、別記事で申し訳ありませんでした。
過去問の大切さわかりました。
スタディングで早めにインプットに入ろうかと思います。
私も実際の業務と資格の関連部分が少なく不安です。財務会計や経済は関連書籍?も必要かもと思っています。
一旦スタディングで全科目を通してから、経済なら経済の関連書籍を使用するか、もしくは全科目通す際に科目ごと都度関連書籍で理解を深めるか、ご経験ではいかがでしょうか。
スタディングの過去問の繰り返しより、要点マスターに早めに移った方がよかったでしょうか。スタディングの過去問の分量やセレクトの基準がわかっておらず、当初はその繰り返しのみでいいのかなと思っていたので、どうすべきか迷っております。
また二次についてはいつ頃から、どの教材を使われましたでしょうか。スタディングの利用法で参考になればと思っています。スタディングはさらっと、ふぞろい重めにしたなど、ご意見うかがえればと思っています。
アスネコさん
ご質問に対して私がどうやっていたかお答えします。
“一旦スタディングで全科目を通してから、経済なら経済の関連書籍を使用するか、もしくは全科目通す際に科目ごと都度関連書籍で理解を深めるか、ご経験ではいかがでしょうか。”
⇒私の場合、一旦6科目(中小企業経営・政策以外)を一通りやってから簿記3級のテキストと経済学について関連図書で勉強しました。
中小企業経営・政策は更新が遅かったのでスタートは2月くらいになりました(^^;)
今振り返ると関連図書はあまり重要ではなかったです。
速習経済学はかなりわかりやすかったので、高得点につながってますが(^^)
スタディングは講座⇒オリジナル問題⇒過去問の流れで進んでいくので一周するのに結構かかります。
私は6科目で4ヶ月ぐらいかかっていると思います。
“スタディングの過去問の繰り返しより、要点マスターに早めに移った方がよかったでしょうか。スタディングの過去問の分量やセレクトの基準がわかっておらず、当初はその繰り返しのみでいいのかなと思っていたので、どうすべきか迷っております。”
スタディングだけでもボリュームはありますのでかなり対策になります。
オリジナル問題と過去問を2周はしました。
オリジナル問題は簡単な問題が多いのであまりしなくても良いかと思います。
私の場合は過去問完全マスターの最新版が発売されるのが2月3月ごろなので、そこまではスタディングの過去問で訓練して、発売されたら切り替えた感じです。
実はスタディングの過去問解説がわかりやすいので、なかなか良いです(^^)
“また二次についてはいつ頃から、どの教材を使われましたでしょうか。スタディングの利用法で参考になればと思っています。スタディングはさらっと、ふぞろい重めにしたなど、ご意見うかがえればと思っています。”
二次対策は一次試験の自己採点をしてから取りかかりましたので8月の上旬からです。
合格発表は例年1ヶ月後の9月上旬なので自己採点できるように問題用紙にチェックはした方が良いです。(問題用紙は持ち帰れます)
まずは情報集めをしてTACのDVDをヤフオクで買いました。
DVDで講義を聞いてオリジナルを解いていましたが、過去問に勝る対策はなしと気付いて8月末くらいから過去問対策に切り替えました。
勉強方法は
過去問を実際の時間で解く⇒解答をスタディング、ふぞろい、TACのテキストで研究
この繰り返しです。
ですので最初はバランス良くいろんなテキストを見てました。
このうちに「設問を見てある程度解答のイメージがわいた方がいいかも」ということで9月下旬くらいから「あるあるトレーニング」をやりました。
解答の幅を広げたかったので最終的にはふぞろいの10年データブックを1番活用しました。
いろんな解答を見る事ができたので良かったです。
ただし、10年データブックは解説や解答に至るまでのプロセスがなく解答事例のみなので、事例Ⅳには使えません。
上記の勉強と並行して事例Ⅳの計算訓練は一次試験合格直後から二次試験のギリギリまでやってました。
とりあえず一次試験に全力投球した感じですね(^^)
カズユキさま
ありがとうございます。
お話いただき、スケジュール感がんかりましたので、これからやることが見えてきました。
一次に集中することからはじめたいと思います。
最後に参考までにお聞きしたいのですが、スタディングではテキスト印刷物も購入されましたか。まだお試し受講で、実際の科目まで受講できていないので、テキストがあった方がいいのか、学習しやすさで少し気になりました。
これからもホームページ拝見させていただきます。ありがとうございました。
実はスタディングに印刷物のテキストがあることを知らなかったので購入していません。
ちなみにPDFのテキストはほとんど見ることはありませんでいた。
学習マップに書き込んで振り返るようにしていました。
私は学習マップをA3で印刷しました。150枚近くありましたが、自分が重要だと思ったことを書きこむことで充実した内容になりました。
書き込みをした学習マップはほんの一部ではありますがブログで公開していますので参考にしていただければと思います。
カズユキさま
お返事ありがとうございます。
アドバイスを参考に学習スタートします。
またご相談させてください。
いつでもどうぞ(^^)
お役に立てて嬉しいです!