こんにちは!中小企業診断士のカズユキです。
今回は
「中小企業診断士はどんな仕事をしているのか?」
について書いていきます。
中小企業診断士の仕事といっても内容は多岐に渡ります。
一般会社に勤めている企業内診断士の方も多いです。
そこで私の仕事内容をご紹介します。
私も独立しているわけではありませんのでサラリーマンですが(^^;)
ただコンサルティング会社ですので、ある意味では中小企業診断士らしい仕事にたずさわっています。
よければ参考にしてください(^^)
経営改善支援
支援先の会社に出向いて一緒に働きやすい環境に変えていきます。
- 事前調査
事前に会社の状態や要望などを経営者の方から伺います。
またアンケート調査を従業員の方に行い、どういった課題や問題点があるかを調査します。 - ヒアリング
アンケート調査からさらに詳しく掘り下げるためにヒアリングを行います。
従業員の方から話を聞くことで、率直に思っていることを顔を覚えていただいたり - 組織作り
今後会社を運営していくためのメンバーを決定します。
部門長が中心となりますが、今後期待する人材にも参加してもらうこともあります。 - 目標作成
メンバーを決定した後は皆さんと一緒に目標を策定します。
現状の職場の課題を洗い出して半年間の計画を立てます。 - 進捗管理
1か月ごとに訪問してどれくらい進捗しているか、計画通りお進んでいるかを確認します。
新たな問題点が出てきたときは一緒になって解決します。 - 目標見直し
半年間の活動が終わったら新しい目標を作成します。
すぐに解決しない問題が多いので、そのまま継続することが多いです。 - アンケート調査
1年ぐらいを目安に組織のモチベーションがどのように変化したかを確認します。
評価・賃金制度構築支援
それぞれの会社に合った評価制度を構築します。
そして評価と連動する賃金制度を整備します。
- ヒアリング調査
現状の評価制度についてヒアリングします。 - 評価制度概要
どのような評価制度にするか大枠を決定します。 - 評価項目作成
どのような評価項目にするかを作成して検討します。 - 運用方法の検討
運用するための組織体制を検討します。 - トライアル実施
一部の評価者に説明かを開催してお試しで評価をしてもらいます。
作成した評価制度が運用しやすいかどうかをお聞きします。 - 最終調整
頂いたご意見を反映して最終的な評価制度を構築します。 - 研修・説明会
運用開始の前に従業員の方に精度の説明をします。 - 運用開始
運用開始で仕事は終わりません。定着するまでには2,3年くらいかかります。
自走できるまでフォローを継続します。
上記の評価制度を構築しながら賃金制度も同時進行します。
同じように現状分析をします。
世間と比較してどうか、同業他社と比較してどうか、どのような賃金体系にしていきたいかを何回もミーティングを重ねて検討します。
補助金・事業計画書作成支援
ものづくり補助金や事業計画等を代行で支援します。
助成金であれば条件を満たせば100%支給されますが、補助金は採択されなければなりません。
そのためにはいかに今後進める事業が将来性があるものなのかを説明しなければなりません。
新たに設備投資を検討している場合は、購入する機械がいかに必要かどうかを理論的に訴えなければなりません。
忙しい通常業務をしながらこういった計画書を作成することは難しいです。
そこで我々が事業への思いを文章や図表で表現するお手伝いをしています。
経営者は事業に集中することができます。
計画書もヒアリングをしっかり行い、現地調査や検討会を重ねて仕上げていきます。
まとめ
私が携わっている仕事は
- 業務改善支援
- 評価・賃金制度構築支援
- 補助金・事業計画書作成支援
中小企業診断士の仕事は上記のような事例以外にもたくさんあります。
独占業務がない分柔軟性があります。
また企業内診断士でも十分企業内で活躍できる知識を身に着けることができます。
幅広い業種・職種で使える知識が満載なので、興味を持たれたらチャレンジしてください!
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます!
今後も有益な情報を提供できるよう魂を込めて書いていきます。
また覗いていただけるととっても嬉しいです!