皆さんこんにちは!中小企業診断士のカズユキです。
私は中小企業診断士試験に独学で一発ストレート合格しました。
独学で合格するための勉強期間はどれくらいか気になる方は多いと思います。
結論としては
一次試験は1年
ぐらいあれば合格しやすいです。
二次試験は一次試験受験後から対策して2か月半くらい
で合格することは可能です。
ちなみに例年では一次試験が8月の第1週の土日に開催されます。
二次試験が10月の第3週の日曜日あたりの開催なので、一次試験終了から二次試験の対策をすると2ヶ月半あります。
ただし一次試験合格発表は例年では9月の第1週ぐらいになります。
発表を待つと1か月時間を無駄にするので、問題用紙に解答した選択肢をしっかりと記入して自己採点してください。
ちなみに私の場合は
一次試験までは1年2ヶ月
二次試験までは2ヶ月半
くらい勉強期間がありました。
勉強時間は
一次試験で750時間
二次試験で150時間
といった感じです。
特に二次試験は2ヶ月半で200時間でしたので、かなりやり込みました。
ただし私の場合は独学で試行錯誤しながらの勉強でしたので、一次試験はもう少し短くても合格可能です。
テキストの勉強と過去問の勉強をそれぞれ半年ずつの1年くらいが目安かなと思います。
二次試験はかなり期間が短かったのですが、効率的に勉強すれば一次試験終了から対策しても間に合います。
それでは少し深掘りします。
一次試験の準備は
私は2018年8月に一次試験を受験しました。
ですので勉強スタートが2017年の6月からでした。
月ごとにどんなことをやっていたかは別の記事で書いています。
ここではざっくりと説明していきます。
まずは知識がほとんどなかったので、テキストで勉強しなければなりません。
資格の学校も考えましたが、費用が20~30万円くらいかかります。
ちょっと一度にそれだけの出費をするのが厳しいです。
そこで私は通信教育を利用することにしました。
いろいろ検討した結果「スタディング」という通信を利用しました。
なぜそれを選んだかというと、
「無料で試してみて印象が良かった」
です。
他の通信教育で安いものもありました。
しかし目的は試験に合格することなので、コスパを優先しすぎると目的から外れます。
とはいってもコストめっちゃ気になりますけどね(笑)
当時は6万円くらいしました。
私は一括で思い切って支払いました。
ちなみにそれも支払いが厳しい場合は、分割払いもできます。
買ってから思ったことは、実は問題集の解説がわかりやすくてためになりました。
合格のレベルまで持っていくことを考えるとたくさん過去問をこなした方が良いです。
スタディングでも過去問対策はできましたが、より合格の可能性を上げるために別で問題週間を購入しました。
おすすめの問題集は私がたびたび私が紹介している「過去問完全マスター」です。
10年分の過去問の中で頻出論点を掲載してくれています。
ですので試験の出題傾向に沿って勉強ができます。
更に同じ論点でも違った角度からの出題を何問か解くことができます。
同じ論点でも違った角度からの出題に対応できないことはよくあります。
そういった応用問題などにも対応ができるようになります。
テキストの勉強期間と過去問の勉強期間をどう配分するかですが、
私は一次試験までの勉強期間で8ヶ月くらいをテキスト・講義で勉強し、残りの6ヶ月を過去問対策に充てました。
私は過去問対策に6ヶ月くらいはあったほうが良いかなと思います。
私の場合は一次試験対策は時間があったので、475点取りました。
一次試験合格の点数は420点なので、余裕を持った合格でした。
逆に考えるともっと短期間でも合格することができると考えることができます。
ですので、この記事を見て「短期だから無理」と思わないでください。
まあテキストの勉強はなるべく早く終わらせた方が良いです。
時間をかけて勉強してもテキストになかった論点が出題されたりすることがあるからです。
基本は過去問中心で対策したほうが良いです。
その中で定着しない知識があれば、テキストで振り返ったりインターネットで調べてたりして振り返るほうが早く知識が定着します。
二次試験の準備は
一次試験終了してから二次試験の対策を始めると時間が足りないと思われる方は多いです。
じゃあ二次試験の対策は一次試験を受ける前から準備しておいたほうが良いか?
その方が良いですが、当然一次試験を突破しないと二次試験に進めません
ですので二次試験に力を入れるのは精神的になかなか難しいです。
私の場合二次試験の対策は一次試験後にスタートしました。
やはり一次試験を突破しないと受けることができないと思っていたからです。
二次試験の勉強時間はどれくらい必要かは意見がかなりわかれます。
私はだいたい150時間で合格することができました。
ちなみに二次試験は一度不合格になっても一次試験を免除されて来年もう一度受けることができます。
ストレート組に比べて2回目の受験者や多年度受験者は勉強時間が長いです。
二次試験の対策だけで500時間以上している方もいます。
そうするとストレート組は不利になると思われます。
更に二次試験はだいたい5000人くらいの中から相対的に毎年1000人くらいの合格者を出すといわれています。
60点×4科目=240点が合格といわれています。
しかし毎年の合格者の人数を見るとだいたい1000人弱で安定しています。
毎年ある程度の合格者は確保したいという意図が見えます、
つまり一次試験は完全に絶対評価なので得点を取れば文句なしに突破できるのですが、二次試験は周りのライバルに勝たなくてはいけません。
一次試験を突破した猛者たちとの戦いになります。
ますますストレート合格って不利じゃない?
となりますよね
しかし実態は5000人くらい受験している中でしっかりと対策ができているのは半分くらいといわれます。
合格率が20%程度といわれている試験ですが、実際のライバルはそこまで多くありません。
半分いないと考えれば合格率は40%です(^ ^)
あとは試験対策の期間が長いとモチベーションを保ち続けるのが難しいです。
ストレート組のほうが一次試験を突破した勢いとモチベーションが高いので対策期間が短くても効率的に勉強すれば十分戦えます。
実際に実務補習で他の診断士合格された方(2次は2回目で合格)と話したのですか、それほど試験の分析はされておらず、とても感心されてました。
問題を解くことも大事ですが、事例の傾向をしっかり掴むことが短期合格の秘訣だと思います。
事例の対策などについては別の機会に書いていきます。
まとめ
もう一度今回のテーマである独学で中小企業診断士合格の勉強期間はどれくらいかについては、
一次試験は1年くらい
二次試験は一次試験の合格を判定してからの対策で2ヶ月半
くらいです。
ただし何度も言ってますが、一次試験はもっと短期間で合格している人もいます。
3か月の対策で一次試験を突破した人もいます。
かなりの強者ですけどね(^^)
ですので私が今回書いた内容で
「勉強期間が足りない」
と思わないでください。
大事なことは
「継続して勉強し続ける」
これに尽きます。
あきらめたら合格はできませんので、自分を信じて継続してください。
今回はこれで終了です。
最後まで読んでいただいてありがとうございます!
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