中小企業診断士の資格を取得するためにはいろんな方法で勉強されていると思います。
大きく分けると
- 完全に独学で勉強する
- 通信教育を利用する
- 資格学校に通う
この3つが考えられます。
また単純にどれかというわけではなく、これらを組み合わせてされている方もいます。
私は独学で取得したと言っていましたが、よくよく考えると通信教育の「スタディング」と独学、資格学校のDVDを安く入手しました。
ですので上記3つを組み合わせた勉強でした。
通信教育は最初のテキストとして使用して、その後は自分で問題集を買って勉強しましたので勝手に独学といっています。
まあ私の話は置いときまして、それぞれの評価をお伝えします。
ここでは通信教育も資格学校も利用しないことを「完全独学」と呼ぶことにします。
私が出した結論は、
「独学をベースにしながら組み合わせる」
です。
コスパは完全独学が良いですが、通信教育や資格学校の内容は二次試験で効果を発揮します。
ではそれぞれの評価について書いていきます。
評価
まずはそれぞれの勉強方法をコスト・効率・モチベーションで評価してみました。
- コスト:お金がかからない勉強方法を評価が高いとします。
- 効率:知識や試験対策が短時間で効率的に学べる方法を評価します。
- モチベーション:勉強意欲を持続させやすい方法を評価します。
評価ポイント | 完全独学 | 通信教育 | 資格学校 |
コスト | ◎ | 〇 | △ |
効率 | △ | 〇 | ◎ |
モチベ | △ | 〇 | ◎ |
コスト
やはり完全独学が一番コストがかかりません。
どれくらいが目安になるかは以前のブログで書きましたが、5~6万円で一次・二次で使う一通りのテキストは手に入ります。
もっと言ってしまうとTBCのテキストは動画で勉強できるようになっていますので、テキストを買わずにYouTubeの動画のみで勉強することもできます。
そうするともっとコストカットできます。
ただ目的は資格に合格して仕事等で活用することなので、コストを意識しすぎると目的達成からずれてしまいますので注意です。
私は基本的には独学をベースにしながら、通信教育やDVD等を組み合わせて17万円くらいかかりました。
私が購入したテキスト等は公開しています。
一次試験版
二次試験版
通信教育を利用すると通信教育を利用すると5~10万円ぐらいかかります。
これにテキストや問題集を追加購入すると、私ぐらいの通し額が必要になってくるでしょう。
資格学校に通うと20万円以上かかります。
一番投資額が多くなります。
効率
効率面では資格学校に通うといいでしょう。
単純に知識を入れるだけでなく、試験を受けるコツを教えてくれます。
直接聞くことができる講師がいるので、自分が疑問に思ったことをタイムリーに確認できます。
通信教育においても質問があればメール等で聞くことができるようになっています。
質問には回数制限がありますので自由に聞くことがそこまでできないようになっていることが多いです。
通信教育の中でも「診断士ゼミナール」のように回数制限がないところもあります。
完全独学は情報量がどうしても少ないです。
「インターネットで何でも調べることができる」
と思いますが、情報量が多すぎて自分で消化することができません。
まあ正直インターネットの情報をじっくり見たり精査したりする時間がもったいないです。
その時間は学習の時間に使って知識を入れたほうが合格に近づきます。
モチベーション
合格するためには学習を維持することが重要です。
そのためには学習に対するモチベーションを維持し続ける必要があります。
完全独学は学校に通う必要がないので自分のタイミングでいつでも勉強ができます。
逆に考えると自分の意志でしっかり机に向かわなければなりません。
家でこの行動をすることが難しい人は多いです。
通信教育も似たような感じですが、最近の通信教育はスマホでスキマ時間を利用して学習することができます。
移動時間を利用して学習ができるところは効率的です。
まあTBCのテキスト用動画を利用すれば完全独学でもスキマ時間に勉強できますが・・・
コスト的にも通信教育は完全独学よりも高いので
「せっかく投資をしたので簡単には諦められない」
という心理が働くかもしれません。
資格学校に通うと同じ志を持った仲間と出会うことができます。
そういった人たちと情報交換しながら学習すると
「自分も頑張らないと」
という感じで意欲が維持されます。
講師の先生との距離も近いので不安になったり自信がなくなったりすれば相談することもできます。
学習を継続する自信があまりないようでしたら、たとえ高くても学校が良いでしょう。
ちなみに私が利用していた通信教育「スタディング」は勉強仲間機能があります。
自分の勉強記録やコメントを書き込むことができるようになっています。
同じ資格を目指す仲間の書き込みを見ることでモチベーションが高まるようになっています。
二次試験ではかなりお世話になりました。
まとめ
完全独学・通信教育・資格学校を比較した結果は以下の通りです。
評価ポイント | 完全独学 | 通信教育 | 資格学校 |
コスト | ◎ | 〇 | △ |
効率 | △ | 〇 | ◎ |
モチベ | △ | 〇 | ◎ |
- コスト:お金がかからない勉強方法を評価が高いとします。
- 効率:知識や試験対策が短時間で効率的に学べる方法を評価します。
- モチベーション:勉強意欲を持続させやすい方法を評価します。
中小企業診断士試験は独学でも合格することができます。
しかし完全に独学にこだわる必要は全くありません。
そこで私が出した結論は、
「独学をベースにしながら組み合わせる」
です。
私の場合は最初に通信教育を利用していたおかげで、基本的な知識を得ることができました。
また適度にネット上で勉強仲間とつながることができたのでモチベーション維持につながりました。
言い換えれば
「通信教育というブーストエンジンを積んで加速して、ある程度自走できるようになったら切り離して独学に切り替える」
ということです。
一番忘れてはいけないことは
「目的意識を忘れない」
「楽しみながらする(できるだけ)」
「できるだけ」と付けたのは私自身が楽しい瞬間だけではないということを体験してきたからです。
試験までの道のりは苦しい瞬間も多いです。
わざわざ苦しい思いをすることに挑戦して後悔することもあります。
大変ですが、そんな方に役に立つ情報を発信できるように私も頑張ります。
一緒にがんばりましょう!
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