企業経営理論

新製品の開発について(企業経営理論)

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こんにちは!中小企業診断士のカズユキです。

今回は製品戦略の「新製品」について解説します。

 

企業は新しい製品を生み出し続けないといけません。

それは「どんな製品にも終わりが来るから」です。

一つの製品の売上が企業に大きな利益をもたらすことは良いことです。

しかしあまりにも大きく依存するとリスクが高いです。

製品ライフサイクルの「衰退期」になってきたときに、その企業は存続すら危ぶまれる状況になってしまいます。

 

新製品開発を行うプロセス

新製品開発を行うプロセスは

  • アイデア創出・スクリーニング
  • 製品コンセプトの開発
  • マーケティング戦略検討
  • 試作モデル開発・テストマーケティング
  • 市場導入

このような段階を経て市場に投入されます。

 

アイデア創出・スクリーニング

まずは製品化するためのアイデアが必要です。

顧客ニーズや自社の強みを考えます。

とにかく最初は数多くのアイデアを出します。

たくさんアイデアを自由に出すことをブレインストーミングといいます。

 

一通りアイデアが出尽くしたら、製品化ができそうかどうかをふるいにかけていきます。

実現できるか、市場があるか、収益化ができそうかを検討します。

これをスクリーニングといいます。

スクリーニング(screening)は「審査」や「選考」「ふるいかけ」といった意味があります。

 

製品コンセプトの開発

スクリーニングを行った後は製品コンセプトを明確にしていきます。

そのためには、ターゲットにするお客さんを明確にしたり、自社のポジションを決めたりします。

 

マーケティング戦略の検討

マーケティング戦略は、どのようなマーケティング・ミックスを実行するかを検討します。

マーケティング・ミックスでは4Pの「製品」「価格」「チャネル」「プロモーション」をどのように展開すべきか仮説を立てます。

この仮説を基に売上がどれくらいか、製品原価がどれくらいか、その結果収益性があるかを分析します。

ここで収益性があると判断できれば次の段階に進みます。

 

試作モデル開発・テストマーケティング

収益性があると判断できれば、実際に試作品を作成します。

そして市場に受け入れられるかどうかを検証していきます。

いきなり市場に導入せずに、顧客を限定してテストマーケティングを行っていきます。

全国展開している企業であれば、中間に位置する静岡県でテストマーケティングすることが多いようです。

この結果を参考にして最終調整を行っていきます。

 

市場導入

最終決定した製品を量産できるように設計して、市場導入をします。

 

新製品開発はマーケティング・マネジメント戦略のプロセスに似ている

新製品開発のプロセスはマーケティング・マネジメント戦略を作成するプロセス似ています。

 

マーケティング・マネジメント戦略のプロセスは、

  • 環境分析
  • マーケティング目標設定
  • 標的市場の決定
  • マーケティング・ミックスの計画
  • 計画実行
  • フィードバック

といった感じです。

 

マーケティング・マネジメント戦略はマーケティングの4Pを組み合わせて実行することです。

この組み合わせのことを「マーケティング・ミックス」と言います。

 

今回のまとめ

今回は新製品を開発するプロセスについて解説しました。

新製品が市場に導入されるにはいろんなプロセスを経ていることがわかりました。

もう一度振り返ると

  • アイデア創出・スクリーニング
  • 製品コンセプトの開発
  • マーケティング戦略検討
  • 試作モデル開発・テストマーケティング
  • 市場導入

といった感じです。

この過程で世に出ることなくボツになった製品も数多くあるでしょう。

良いアイデアと思っていたけれども、経済性の面でふるいから落とされたり、設計や試作モデルの段階で量産が難しいのでダメになったりと、大変な思いをされていると思います。

そんな苦労して生み出されていると考えれば、大事にしないといけませんね(^^)

 

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