コンサル実務 経営・改善活動

改善活動を進めるには

投稿日:2021年4月26日 更新日:

こんにちは!中小企業診断士のカズユキです。

今回は改善活動に必要なことについて書いていきます。

私が特に必要と感じるのは「合意」です。

 

従業員との合意がないと反発を生む

5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)活動は、会社を良くする基礎となる活動だ、とよく言われます。

しかし、いきなり従業員に要求しても期待通りに動いてくれません。

ある会社ではこんなことがありました。

 

惣菜の製造販売業での話です。

当社は地域に10店舗ほどのお店を持っています。

そのうちのある店舗では、お昼のピーク時間に、10名ほどの社員・パートさんがお店に入って、調理や接客をしていました。お店の広さは60平米(18坪程度)です。

この店舗を巡回にきた当社の経営トップは、直感的に「人が多すぎる」と感じたそうです。

すぐさま店長を呼び、「もっと少ない人数でできるはずだ。シフトを見直すように」と指示を出しました。

しかし、シフトはいつまでたっても見直されませんでした。

それどころか、この店の従業員からは「社長は店の実態をわかっていない」「ただでさえ忙しいのに、人を抜くなんてとんでもない」「会社は人減らしをしようとしている」という、不満の声が挙がるようになりました。

5S活動をやっていない会社で、いきなりこのような改善・改革をやろうとしても、反発を生むことが一般的です。

しかし手順を間違えると、このようなことはどこの会社でも起こります。

 

活動は目線合わせが重要

事例では改善をする目的や必要性を十分に従業員に伝えていないことが反発を生んでいます。

「こんなこと伝えなくてもわかってほしい」

と経営者の方は思いますが、しっかり伝えないといけません。

 

従業員はムダを見つけるよりも「現場のオペレーション」が一番重要です。

とても「職場にムダがあってはならない」という認識で仕事をする余裕がありません。

そこにトップから急に理由の説明なしに改善を要求しても、受け入れてくれません。

私も改善活動の支援をするときには、しっかり理由や目的を説明します。

「そんなに説明しなくてもわかってるわ!」

って言われるくらい説明します。

 

5S活動を利用して意識を高める

ムダを取る意味が心底からは理解できないと、トップの指示に納得感が得られません。

ではどうすればムダを見抜く目を養い、ムダは排除するのが当然という意識を高めることができるでしょう。

それには、5S活動がもってこいなのです。

 

5S活動を実施するときには、現状の問題点を自ら見つける必要があります。

普段は何気なく使っていた職場を改めて見つめなおすことができます。

こうした活動をすることによって、主体的に問題を見つめる目が養われます。

 

問題を見つける目が備わってくると、経営者が口うるさく言わなくても解決されていきます。

いきなり改善活動を要求すると拒絶されることがありますが、簡単な5Sからスタートすると受け入れやすいです。

もちろん、5S活動を始める前には目的をしっかり伝えてからスタートさせてください。

「お客さんの印象をもっと良くするため」

「自分たちの職場環境を良くして、生産性を高めるため」

言わなくてもわかるような内容ですが、経営者の口からしっかり伝えることが重要です。

信頼関係を構築するために、言葉でしっかり伝えていきましょう!

 

組織が変わる5S活動

「5S活動の重要性はわかったけど、どうやって実践するのか」

「コンサルティング活動をしたいけどノウハウがない」

そんな方には実践的な5S活動ノウハウを使用することで、自主的に活動できる組織を作ることができます。

私は経営コンサルタントの経験がそれほど長くありませんが、このノウハウを活用することでコンサルティング業務ができます。

経験が浅い方にも使ってもらえるように、私の経験やノウハウをつめました。

たくさんの会社が改善活動を自主的にできるようになれば、コンサルタントは不要になります。

コンサルタントに支援を依頼するると毎月10万円以上はかかります。

かなり高額です(^^;)

ですので、ノウハウを手に入れて自分たちでPDCAを回すことができれば、効率的に生産性を高めることができます。

決して安い買い物ではありませんが、将来的になことを考えると投資額としては安いと思います。

ぜひノウハウを手に入れて、会社を変える活動をしてください!

 
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