企業経営理論

規模・範囲・速度の経済性|先発・後発の、優位性など(企業経営理論)

投稿日:2020年10月22日 更新日:

こんにちは!中小企業診断士のカズユキです。

今回は競争優位の源泉となるものについて、用語解説します。

よくよく考えたら当たり前のことが多いです。

 

ですので用語の難しさに惑わされずに、しっかり理解すれば忘れることはありません。

 

単に「カッコいい言葉」を使ってるだけです。

それでは解説していきます。


ここで学べること

規模の経済性(スケール・メリット)

石原軍団の炊き出しのように「まとめて作った方が単価下がるよね」ということ

範囲の経済性(スコープ・メリット)

いろんな事業に手を出しても「人や設備が相互で使えるから経済的だよね」ということ

経験曲線効果

「慣れてきたら仕事が早くなって生産性が上がるよね」っていうこと

先発の優位性

「初めに開拓した人が得することってあるよね」っていうこも

後発の優位性

「後から追随する人も得することってあるよね」っていうこと


中小企業診断士試験の重要度

今回の話が中小企業診断士試験でどれだけ重要かを表します。

一次試験 ★★★★★

ここで解説する用語は競争優位に関する問題で絡んできます。

競争優位の論点は必ずといっていいほど出題されてきました。

中小企業診断士を目指している方で、「この分野は捨ててたなぁ」という話は一切聞きません。

問題はともかく理論は簡単なので、用語と意味がわかるようにしておいて下さい。

二次試験 ★★★☆☆

二次試験では直接用語の知識を問われることはないです。

しかし、少ない経営資源でいかにして他社よりも競争優位を築くかは、どの事例においても考えないといけません。

一次試験ではケーススタディで出題されることがあるので、訓練しておけば二次試験で応用できます(^^)

大きさで勝負「規模の経済性」

規模の経済性は「規模が大きくなるほど有利」ということです。

大規模な電力会社は固定費が膨大にかかります。

しかし生産規模が大きくなると固定費の割合が下がります。

 

私は家でカレーを作るときにたくさん作ります。

野菜はある程度まとめて買ったほうが単価が下がります。

また次の日の料理の手間が省けます。

費用や手間が減っています。



多趣味で勝負「範囲の経済性」

企業が一つの事業を行うよりも複数の事業をやったほうがコスト面で有利ということです。

肉の専門店がその流通を活かして焼き肉店をする感じです。

仕事の帰りにジムで汗を流す感じでしょうか(^^)

それはちょっと違いますね(^^;)

「経験曲線効果」は慣れ

累計生産量が増えるとコスト面で有利になるということ。

具体的には累計生産量が2 倍になると、1製品あたりのコストが 20%~30%減少するという「経験則」です。

経験則かいって思いますが(ーー;)

 

まあ習熟するということです。

慣れといったほうが早いですね(^^)

ごく普通のことですよね。

 

私は評価制度を構築していますが、だんだんどのようなデザインにするか考えるのが早くなってきました。

慣れるとどのように作ればよいか大枠がわかってきます。

人間というのはすごいですね(^^)

先駆者が得する「先発の優位性」

スピードで得られる競争優位という考え方です。

市場にいち早く参入したり、新商品を真っ先に投入したりすると、まだ誰もいないので得られる利益があります。

似ている概念として「速度の経済性」があります。

経営の速度を早くするほうが、利益が得られる考え方です。

 

ZARAは流行のものを察知してリードタイム2週間で世界に発売する仕組みがあります。

これも立派な競争優位の源泉です。

 

速度を上げて競争優位を築くことを「タイムベース競争」といいます。

 

具体的優位性は、

  • その分野の代名詞になる。
  •  早くお客さんを取り込んで囲い込む
  • 技術で他よりもリードできる
  •  人材や資源・立地などを先に取得できる
  •  経験曲線効果を早く実現してコスト面で優位

反面苦労もします、

  • 新製品開発に多額の投資が必要
  • 商品化するための高い技術力
  • 商品を認知させるために広告宣伝費投入

ざっくり言うと「めっちゃお金と時間がかかる」ということです。

しかもせっかく開発したのにマネされたら優位性は消えます。

下手すれば追い抜かれてしまうこともあります。

追随者が得する「後発の優位性」

というわけで後発者にも利益があります。

  • 先発者の状況を見てから市場に参入できるのでリスクが少ない
  • 研究開発費や広告宣伝費などのパイオニアコストが節約できる
  • 市場の状況に対応しやすい

流行るかどうか見極めて、収益性があると判断して参入するほうが良いですよね(^^)

コストも安く済むので、市場の状況に柔軟に対応できます。

先発者はそこまでかけた投資が大きければ大きいほど柔軟に対応することに躊躇してしまいます。


まとめ

今回は主に用語解説でした。

ちょっと砕けた感じで書いてみましたがいかがでしたでしょうか?

もし間違ってたら教えてください。

 

最後に解説をまとめます。

  • 大量に作ったほうが時になる考え方「規模の経済性」
  • 複数事業をしたほうが費用を抑えられる「範囲の経済性」
  • 慣れたら費用が抑えられる「経験曲線効果」
  • 早いものが勝つ「先発の優位性」
  • 先発者マネして利益ゲット「後発の優位性」

一度解説を聞いたら理解できると思います。

そんな難しいことではありませんが、過去問をやると自信を失います。

過去問はわざと難しい表現を使っていますので慣れが必要です。

たくさん解くと経験曲線効果が働いて少ない労力で知識を覚えることができますよ(^^)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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中には役に立ったものやそうでもないもいろいろありました。

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