ストレート合格体験談

過去問完全マスター最強説

投稿日:2020年7月2日 更新日:

こんにちは!中小企業診断士のカズユキです。

中小企業診断士の一次試験でおすすめのテキストを聞かれるこがあります。

私は一貫して「過去問完全マスター」をおすすめしています(^^)

なぜおすすめしているか改めて解説していきます!

結論から申し上げると、

「10年分の過去問から頻出論点に絞って掲載されているので、効率的に勉強できる」

「不正解・あいまいな知識で正解した問題を丁寧に振り返りながら2周ほどこなせば、合格点をとれる力がついている」

です。

それでは「過去問完全マスター」がなぜおすすめしているのかを書いていきます(^^)

おすすめポイント

10年分の大容量

過去問完全マスターの最大の特徴としては、10年分の過去問が掲載されているところです。

ここまでたくさん載っているテキストはなかなかありません。

ですので容量はものすごいです(^^;)

企業経営理論なんかは800ページ以上あるので1周やるだけでもかなりの時間を要します。

頻出論点を効率的に勉強

過去問対策なら他のテキストでも可能です。

しかし一生懸命に解いている問題があまり出題されていないと効率が悪いです。

私が過去問完全マスターをおすすめするのは、頻出論点に絞ってくれているところです。

過去問完全マスターではよく出題される論点は「A」、たまに出題される論点は「B」、めったに出題されない論点を「C」と区分しています。

実際にテキストに掲載されているのは「A」と「B」のみです。

中小企業診断士試験は1科目当たり合格点が60点、7科目合計で420点です。

そうすると頻出論点をいかに正解できるかが鍵となります。

頻出論点に絞って勉強できるので効率的です。

ちなみに「C」は出版社である同友会のホームページから見ることができます。

応用力が高まる

過去問完全マスターでは論点ごとにページがまとめられています。

この形式の良いところは、

「同じ論点でも違う角度から出題された場合に応用力がついてくる」

です。

一通り過去問をやっていても、違った角度から出題されて答えられないことがあります。

過去問完全マスターでは同じような論点の問題を連続で解くことができます。

少し問題もひねられても対応できるようになります。

勉強方法のポイント

正誤表でチェック

単純に問題を解いていくのではなく、正解だったか不正解だったかをチェックしていきましょう。

具体的に私の場合を挙げると

 

確実に正解できた

正解できたがあいまいだった

不正解だった

この3つに分類してチェックしました。

Excelにページ数を入力して後で振り返ります。

色分けすることで一目見てわかります。

チェックすることで達成感も生まれますよ(^^)

 

間違った問題は再度挑戦

これは最低限しないといけないことです。

皆さんやっていると思いますが、間違ったまま放置は良くありません。

もう一度解いてもピンとこないこともあります。

あるいは答えを覚えてしまっているのでやっても意味がないように感じることもあります。

しかしそれでもやって下さい。

仮にピンとこなくてもとりあえずもう一度解いておくと、ある時に一気に理解が進むことがあります。

私の場合、違う過去問をやっている時に知識がつながることもありました(^^)

あまり一つの問題にこだわると時間がもったいないので、どうしても理解できない場合はとりあえず先に進んでください。

正解でもあいまいなら再度挑戦

これは合格への力をつける上で必要なことです。

これの書くと当たり前のことですが、面倒でやらない方がいます。

あいまいな状態でやり過ごしてしまうと、もう一度同じ問題に出会ったときに不正解になる確率が高いです。

しっかり振り返って理解を深めておきましょう!

 

2周で合格可能レベル

私は過去問完全マスターを直前に2周やりました。

その成果もあって475点と合格点を取ることができました。

2周でいいのかって思われた方へ

2周させるのも量がすごくて果てしないです(^^;)

 

ちなみに私が言っている1周は

  • とりあえず一通り問題を解く
  • 間違った問題と正解したがあいまいだった問題を解きなおす
  • 再度間違ったら正解するまで解く

これが終わって1周です。

結構時間がかかります。

まれに3周以上解いている強者もいます。

本当に尊敬しますm(_ _)m

紙が薄いので答えが見えそう

過去問完全マスターの唯一の欠点は、紙が薄くて裏側の答えが見えそうになることです。

答えの選択肢が見えてしまうとがっかりしますよね(^^;)

私の場合は問題のページに付箋を貼って見えないようにしていました。

ちょうど右上のあたりに貼ることで、裏側の答えが見えなくなります。

ただし経済学・経済政策でありましたが、ページのタイミングによっては表面に答えが来ていることもあります(^^;)

その事故はなかなか防げないので、注意して次のページを開いてください。

C問題はやらなくてもOK

過去問完全マスターでは基本的に「A」、「B」の良く出題される問題に絞って掲載しています。

では「C」問題はどこに掲載されているか、

実は出版元である同友館のホームページで見ることができます。

しかも無料です。

「C」だけは購入しなくても見れるんだって思いました(^^)

しかしそこまで対策しなくても合格することはできます。

むしろ手を広げすぎてしっかり対策すべき「A」「B」問題がおろそかになる恐れがあります。

各科目60点で合格できる試験なので出題傾向が高い問題に集中したほうが合格の可能性は高いです。

 

ちなみに中小企業経営・政策だけは問題のパターンが少ないので「C」が掲載されています。

この「C」問題は本に載っていたので解きました。

やはり出題範囲が少ない中小企業経営・政策は狙い目です。

最後に

もう一度「過去問完全マスター」がなぜ最強のテキストが申し上げると、

「10年分の過去問から頻出論点に絞って掲載されているので、効率的に勉強できる」

「不正解・あいまいな知識で正解した問題を丁寧に振り返りながら2周ほどこなせば、合格点をとれる力がついている」

です。

サラッと言いましたが、これをやるためには根気が入ります。

わかっていてもなかなかできません。

しかしやればかなり合格に近づきます。

私は過去問完全マスター以外にも使用したテキストがあります。

その他のおすすめテキストは下記ブログから参考にしてください。

私が使用した一次試験のテキスト・教材について

知識ゼロからスタートする方は下地を作るために通信教育など利用すると良いです。

タイプ別でおすすめできる通信教育を書いていますので参考にしてください。

知識ゼロからストレート合格した診断士がおすすめする通信教育4選

今回はこれで終了です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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