企業経営理論

事業統合・その他の成長戦略(企業経営理論)

投稿日:2020年10月18日 更新日:

こんにちは!中小企業診断士のカズユキです。

 

前回は企業統合の話をしました。

中小企業は後継者不足により事業を継続することが困難になっています。

廃業の話を聞いて関係のあった会社が引き継ぐケースなんかも見てきました。

今回は統合以外にも成長するために企業がどのような戦略を行なっているか解説します。

 

ここで学べること

アウトソーシング

外部に業務をいたくする

リストラクチャリング

リストラのこと

事業を見直して再構築する

リエンジニアリング

仕事のプロセスを見直す

中小企業診断士試験の重要度

企業経営理論は中小企業診断士試験を受けない人でも覚えておいた方が良い内容です。

ただこのブログは中小企業診断士の試験範囲を中心に解説しています。

今回の内容を中小企業診断士試験の重要度で表します。

一次試験 ★★☆☆☆

今回の内容はそんなに出題されないです。

なぜ取り上げているかは「過去問で見事に引っかかってしまった」からです。

 

具体的には、リストラクチャリングとリエンジニアリングの違いが分かりにくいです。

というわけで自分の知識を整理する意味も込めて書こうと思いました(^^)

二次試験 ★☆☆☆☆

二次試験においては覚えていなくても問題ないレベルです。

アウトソーシングは自社にノウハウが蓄積されないので、事例Ⅲの生産・技術では自社一貫生産の強みが薄れます。

ただ付加価値が低い工程は外注したほうが、自分たちが得意とする技術向上に力を注げます。

アウトソーシングのメリット・デメリットは頭の片隅に置いといてください(^^)


アウトソーシングはうまく使う

アウトソーシングについて説明するまでもないですが、外部に仕事を依頼することです。

つまり外注ですね。

専門業者に依頼することで、自社の根幹の仕事に集中することができます。

また場合によりますが、自社で機械設備を買って内製化するよりもコストを削減することができます。

面倒な原価管理や設備のメンテナンスも必要ありません。

仕上がった部品やサービスに不備がないかチェックすれば良いです。

それ以外にも、会計処理などをプロの税理士などにお願いしているのも立派なアウトソーシングです。

面倒な財務書類を作る必要が省けます。

もちろん自分たちで会計処理を全て行うことも可能です。

しかしお金の出入りを管理している時間が膨大になります。

そんなことに時間を使ってしまうより、一つでも多くモノを作ったほうが良いです。

ホームページ制作や維持管理なども他社に任せることも多いです。

今はホームページ作りも自分たちでできます。

しかし膨大な時間をかけて作ってもプロの仕事には及びません、

専門家に任せるほうが早くてキレイな仕上がりです。

 

コストは単に「お金」だけではありません。

「時間」も大事です。

アウトソーシングはそういったメリットがあります。

しかしアウトソーシングをすると自社にノウハウが蓄積できません。

また自社の大事な技術をアウトソーシングしてしまうと、盗用されるリスクもあります。

どこまでアウトソーシングするかは、よく考える必要があります。



リストラは人員整理だけではない

リストラクチャリングは「事業再構築」という意味です。

「リストラ」の正式名称です。

リストラと聞くとネガティブなイメージが強いですが、単に人員削減のことではありません。

本来は事業の見直しをして再構築することです。

事業再編の中には不採算事業からの撤退や外部にアウトソーシングすることがあります。

そうすると当然人員が整理されます。

そこのイメージが強く残ったのでしょう。

 

リストラクチャリングは事業全体を見直すことです。

例を挙げると、先ほどの不採算事業の縮小・撤退や事務所の統合・閉鎖、事業の分離・分社化、M&A等です。

 

試験においては知識問題として出題されています。

本来の意味をしっかり押さえておいてください。

そしてリストラと混同しやすいのが、次のリエンジニアリングです。

私も過去問で見事にやられたので、違いをしっかり把握しておきましょう

リエンジニアリングはプロセス改善

リエンジニアリングは業務プロセスを見直すことです。

正確に言うとBPR (Business Process Reengineering)です。

正式名称のほうがイメージしやすいですね(^^)

 

リエンジニアリングは業務のプロセスを見直して、もっと生産性が上がる方法や無駄がないかを検証します。

リストラクチャリングは事業の見直しなど会社全体に対しての変革です。

 

ざっくりした覚え方で言うと、

  • リエンジニアリング:仕事の見直し、小さい改善
  • リストラ:事業の見直し、大きな変革

といった感じです。

このように覚えておけば、知識問題に関しては間違えることはないでしょう

 

略語は正式名称で覚えておこう

ちなみに中小企業診断士試験では英語の略語が登場します。

特にBPRのような3文字が多いです。

この時に覚える方法として「正式名称を覚えておく」と知識が定着しやすいです。

 

略語と意味を丸暗記しているだけでは忘れてしまいやすいです。

略語ではない英語の正式な名称を覚えておくことで、覚えていなくても英語から意味が読み取れます。

私は覚えが悪い略語を「暗記カード」でスキマ時間に覚えるようにしました。

 

暗記カードは真剣にやると結構疲れます。

毎日やることを考えると、ちょっと力を抜いたほうが良いです。

あまり気分が載らないときは、眺めるだけでも良いです。

 

暗記カードアプリを使用した勉強は別のブログで書いていますので、参考にしてください!

https://ponchanblog.net/category/memorycard/


今回のまとめ

今回は事業統合以外の成長戦略を中心に解説しました。

最後にここで言いたかったことをまとめておきます。

  • アウトソーシングは外注
  • 外注の判断は「時間」と「費用」を考える
  • リストラは人員削減だけではない
  • リストラは事業再構築なので。大きな変革
  • リエンジニアリングは業務プロセスの見直しなので、小さい改善

中小企業診断士試験においては重要度は高くありませんが、アウトソーシングの考え方は重要です。

個人に置き換えても、アウトソーシングを仲介するプラットフォームが多くなっています。

例えばブログについても、依頼すれば書いてもらうことも可能です。

しかし私のブログを書く目的として「ライティング能力向上」があります。

アウトソーシングすると自分にライティングノウハウが蓄積されません。

それでは本末転倒になってしまいます。

 

またこのように知識や思っていることを書くことで、自分の頭の中を整理整頓しています。

その目的も達成することができません。

 

これが自分の商品を販売するためにブログでアピールしているとなれば違ってきます。

コア事業の自分の商品に磨きをかけるために時間を使ったほうが良いです。

ブログなどのマーケティングについては外注しておけば、ブログを書く時間を省くことができます。

ブログを書いている間に自分の商品を作ることができます。

 

このように目的によってはアウトソーシングが向いている場合・向いていない場合があります。

企業経営理論は個人に置き換えても当てはまることがあります。

 

実際の事例を覚えたり、個人に当てはめて原理を理解したりして自分がしっくりくる覚え方で良いです。

自分流に覚えても知識が定着すれば、試験対策としてはOKです。

 

今回も最後まで読んでいただき誠にありがとうございます!

「読んでよかった」と持ってもらえるよう魂を込めて書いていきますので、今後ともよろしくお願いいたします!

おすすめ!「暗記カードアプリ」活用勉強法

社会人の方が限られた時間で勉強を効率よく行うにはコツが必要です。

私は「暗記カードアプリ」を活用した勉強方法を推奨しています。

暗記カードアプリのメリットは

テキストよりも考えながら学習することができるので、知識が頭に定着しやすい
過去問よりも場所を選ばずに学習ができるので、細切れの時間を活用することができる

といった感じです。

実際の勉強方法や手順、私が苦労して作成した大量のカードデータなどを公開しています。

ぜひご活用ください!

https://ponchanblog.net/category/memorycard/

 

 

 

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