企業経営理論

道具的条件付け|オペラント行動(企業経営理論)

投稿日:2020年12月27日 更新日:

こんにちは!中小企業診断士のカズユキです。

消費者の購買行動はいろんな条件があります。

その中で今回は道具的条件付けを説明します。

道具的条件付けとは

道具的条件付けとは

「報酬に刺激されて自発的に行動を行うように学習すること」

です。

 

これだとよくわかりませんね(^^;)

 

具体的な実験があります。

 

ネズミをある箱に入れます。

そこにはエサが出てくるスイッチがあります。

ネズミが偶然にもスイッチを押したことでエサを手に入れることができました。

これを繰り返しているうちに、ネズミは学習をしてスイッチを押すことでエサをゲットできることを学習します。

これを消費者の行動に応用してマーケティングに活用しています。


消費者行動の具体例

マーケティングでは道具的条件付けを使って、消費者の購買行動に応用しています。

 

例えば、最近の女性誌ではおまけにブランド品が入っていることがあります。

女性の方は、そのおまけが欲しくて雑誌を買ってしまいます。

 

また私が子供のころはビックリマンチョコが流行しました。

ビックリマンチョコにはシールが入っています。

そのシールを集めるのが、すごく流行りました。

流行り過ぎてお菓子のチョコウエハースを捨ててシールだけ手に入れる人もいました(^^;)

 

本来の意味と少し番う部分もありますが、要するに

「おまけ欲しさに買っちゃう」

って感じですね(^^)

 

また道具的条件付けをオペラント行動とも言います。

operantとは「自発的な」といった意味があります。

報酬がもらえるとわかると自発的に購入という行動をとるといった感じですね。

 

中小企業診断士試験では、このような意味合いで出題されたことがあります。

購入してもらう仕掛けは単純ですが、説明が難しくてわかりにくいです。

ちょっとかみ砕いて説明したので、わかりやすくしたつもりです。

 

こんな感じでかみ砕けるところはできるだけ工夫して説明しようと頑張っています(^^)

今回はちょっと短めですが、これで終了します。

また遊びに来てくださいね!

おすすめ!「暗記カードアプリ」活用勉強法

社会人の方が限られた時間で勉強を効率よく行うにはコツが必要です。

私は「暗記カードアプリ」を活用した勉強方法を推奨しています。

暗記カードアプリのメリットは

テキストよりも考えながら学習することができるので、知識が頭に定着しやすい
過去問よりも場所を選ばずに学習ができるので、細切れの時間を活用することができる

といった感じです。

実際の勉強方法や手順、私が苦労して作成した大量のカードデータなどを公開しています。

ぜひご活用ください!

暗記カードの詳しい内容についてはこちらから

https://ponchanblog.net/category/memorycard/

当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

 
  にほんブログ村 資格ブログへ
にほんブログ村

-企業経営理論

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

ロックの「目標設定理論」を用いて改善・5S活動に活かそう!

こんにちは!中小企業診断士のカズユキです。 私は中小企業診断士試験にストレート合格し、40歳から未経験でコンサルタント会社に転職しました。 このブログでは勉強や転職・実務といった観点で経営に関すること …

事業統合・その他の成長戦略(企業経営理論)

こんにちは!中小企業診断士のカズユキです。   前回は企業統合の話をしました。 中小企業は後継者不足により事業を継続することが困難になっています。 廃業の話を聞いて関係のあった会社が引き継ぐ …

競争優位について|その2(企業経営理論)

こんにちは!中小企業診断士のカズユキです。   前回に経営資源と競争優位について解説しました。   そこでは有名なバーニーの「VRIO分析」の説明しました。 今回はそれ以外の競争優 …

組織の運営について(企業経営理論)

こんにちは!中小企業診断士試験のカズユキです。 最近は組織について何回かに分けて解説をしています。 今回は組織の運営について解説しています。   組織のライフサイクル 組織には誕生してから成 …

新製品の開発について(企業経営理論)

こんにちは!中小企業診断士のカズユキです。 今回は製品戦略の「新製品」について解説します。   企業は新しい製品を生み出し続けないといけません。 それは「どんな製品にも終わりが来るから」です …